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ウサギの日光浴についてうさぎの日光浴について

野生のアナウサギだったころ、日中に巣穴の近くで日光浴を楽しんでいた習性が カイウサギになっても残っており、いまでもペットのうさぎは日光浴を楽しみます。

日光浴は生物にとって重要なことで健康な生活を過ごす ためには欠かすことのできないものです。日光浴をしないと、 一般的にビタミンD欠乏症になり、くる病、骨粗鬆症、骨折などの病気に なりやすいといわれています。

特にウサギの場合は、不正咬合の原因がカルシウム欠乏やビタミンDの欠乏を 原因とする栄養性骨形成異常によるという論文が発表されています。 そのため獣医師の間では中高年のウサギの歯の異常の原因が「日光浴不足」 であると考えられています。

よく夜行性だから、ウサギに日光浴は必要ないといわれる場合があります。 しかし、夜行性だからといって全く日に当たらない生活をしているわけではありません。 野生のウサギは、日の当たる時間帯にも活動をしている場合も多く、 陽気のいい日は日光浴をして過ごすという習性があるのも事実です。 夜行性だからとか、暗い穴の中で過ごしているから日光浴は必要ないと 考えるのは難しいといえます。

[日光浴をすることによるメリット]
  • 血の巡りがよくなり抵抗力がつく
  • ビタミンDが体内で生成されてカルシウムが骨の形成に使われる
  • 殺菌作用感想作用で菌や害虫の発生を防ぐ
  • 体の免疫力を高める
  • 冬場には防寒対策になる
  • 不正咬合など歯の異常を防止できる

ビタミンDについてビタミンDとは

ビタミンDはカルシウムの調節と骨の形成にかかわるビタミンで 欠乏すると骨の形成異常が発生します。 ビタミンDはその作用からカルシフェロール(カルシウムの運び屋)と 呼ばれており、生き物が生きていくうえで必須の栄養素です。

ビタミンDにはいくつかの種類があり食物に含まれるのは ビタミンD2とビタミンD3である。それらの効力は動物により異なります。 哺乳類にはビタミンD2とビタミンD3の2種類が効果的。 ビタミンD3は動物の種類に関係なく一定の効果を示します。 ビタミンD3の主な働きは「カルシウム調整」と「骨代謝調整」の2つがあります。 この「カルシウム調整機能」により血中のカルシウム濃度は厳密に 一定に保たれています。 この濃度が高くなったり低くなったりすると神経や筋肉の動きに 異常が起こり致命的な結果となることがあります。

ビタミンDはサプリメントで補給するという方法もあります。 ※ただし、ビタミンDは脂溶性なので過剰摂取は禁物

紫外線について紫外線とは

紫外線にはA波(UVA)B波(UVB)C波(UVC)の3種類があります。 C波(UVC)は殺菌作用がありますが、皮膚がんになる危険もあります。 A波(UVA)は細胞の活動を活発に、B波(UVB)は皮膚や肝臓に蓄えられた ビタミンD2をビタミンD3に変える作用があります。

紫外線からビタミンD3が生成される過程紫外線からビタミンD3が生成される過程

コレステロールが代謝により「プロビタミンD3(7−デヒドロコレステロール)」 となり、皮膚上で太陽光の中の有効紫外線(290nm-330nm)を受けて 光化学反応で「プレビタミンD3((6Z)-タカルシオール)」という物質が生成されます。 そして、体温が上昇することにより、不活性ビタミンD3(コレカルシジェロール)へと 変化します。その後に不活性ビタミンD3は肝臓において血液中に存在する 主な形態である25-OH-D3に転化されます。 最後に腎臓で代謝により水酸化されて活性型ビタミンD3 (1.24-ジヒドロキシビタミンD3)になります。

日光浴におけるビタミンDの生成過程

ビタミンDがカルシウムを骨に形成にする過程ビタミンDがカルシウムを骨に形成する過程

ビタミンDがカルシウムを骨に形成する過程は、血液中のカルシウム濃度 の調整過程が大きく関係しています。 その際、重要な働きをするのが「副甲状腺ホルモン」と「カルシトニン」 という2つのホルモンです。

[甲状腺ホルモンとカルシトニンの作用]
副甲状腺ホルモン カルシトニン
腸からのカルシウム吸収 促進 抑制
骨からのカルシウム 溶出 蓄積
腎臓からのカルシウム排泄 抑制 促進
血中カルシウム濃度 上昇 低下

血中カルシウム濃度が低下すると副甲状腺ホルモンが分泌されます。 そして、それが骨からカルシウムを溶出させて血中カルシウム濃度を 高めて血中濃度を一定に保とうとします。 このときビタミンD3は腸管からのカルシウムの吸収を高めて 血中カルシウム濃度を上昇させるのを助けます。 そして血中カルシウム濃度が高くなるとカルシトニンが分泌されて 血中カルシウムを骨へ貯蔵し、血中カルシウム濃度を正常な値に戻します。 結果的にビタミンD3がカルシウム吸収を高めた分が骨に蓄積されます。 こうして血中のカルシウムが骨になるのが動物一般でのビタミンD3の働きです。

うさぎの場合、カルシウム代謝は他の動物と異なり特殊で、 摂取したカルシウムはビタミンDの存在の有無にかかわらず、 腸管から非常に効率良く吸収されるといわれています。 そのため、カルシウムの吸収のための日光浴は必ずしも夜行性のウサギには 必要ないともいわれています。 しかし、他方では日光浴不足によりカルシウム不足、ビタミンD不足が発生して、 そのことが原因で年齢を重ねたころに不正咬合を発症するとイギリスの論文で 発表されています。 これらのことから、ウサギは夜行性であり、日中は巣穴の中で過ごしているために 一般の動物に比べて日光浴の時間・量は少なくてよいかもしれないが、 全く日光浴をしなくてよいというわけではないと考えておいたほうがよいと思います。

日光浴には他にも殺菌などのメリットがあり、適度に日光浴をすることは うさぎの健康のためにしておいたほうがよいでしょう。

うさぎの日光浴の方法うさぎの日光浴の方法

1日に30分ほどで十分といわれています。たとえ10分でも効果があります。 なかには週に1回15分でも十分だともいわれています。 直射日光に当てなくても、日陰での反射光でも問題ありません。 しかし、窓ガラス越しの日光浴では効果がないといわれています。 窓ガラスを通過した太陽の光は必要な紫外線が70%カットされてしまうためです。 日光浴での注意事項は、日陰を作り、うさぎが自分で暑いときには 自分で日陰に逃げられるようにしておくことが重要です。

また太陽光に最も近い光を出す特殊な蛍光灯が販売されています。 (トルーライト、スパイラルライト、ブライトライトなど) この特殊な蛍光灯は普通の蛍光灯には含まれていないビタミンD3を 作るのに有効な波長の紫外線を出しています。 これらのライトには有害な紫外線を避けて有効な紫外線を当てることが できるという長所があります。


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